指導力を向上させる【実践的な指導力とは】 |
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指導力が必要な仕事と言えば、教師が一番に挙げられるのではないでしょうか。常に「指導力」を求められ、その有無が評価に直結する職業です。また教師と同じ生徒を対象に指導力を発揮する職業に、塾の講師があります。
他にも指導力が必要な仕事はたくさんあります。また、人の上に立つようになると、おのずと必要になるのが指導力です。人をまとめ、進むべき方向に導きながら、チーム全体で結果を出していく。そのために、各個人のレベルをアップさせることも重要。指導力とは、特定の能力に長けていればいいというものではありません。
目標に向かってレベルアップさせる力
実践的な指導力を持つためには、最初に明確にしなければならないことがあります。それは、目標です。教師と塾の講師は、同じ子供を対象に、指導力を発揮しますが、求められる指導力には違いがあります。
教師は、学力の向上はもちろん、子供同士の関わりやいろいろな行事を通じて、人間性も高めていかなければなりません。一方塾の講師は、何よりも優先すべきなのが、学力の向上です。どんなに人間性が優れていても、子供の成績が上がらなければ、ダメ講師となってしまいますし、誰もが嫌悪感を抱いてしまう奇人講師でも、そこで学ぶ子供の成績がぐんぐん上がれば、有名塾からスカウトが来るような有名講師になれます。
このことからも分かるように、指導力とは、望む目標を理解し、そこに向かってレベルアップさせる力です。この目標の認識を誤ってしまうと、実践的な指導力は発揮されません。
今何をやらせるべきかを段階的に考える
目標を理解したら、そこに向かって、段階的に何をしていけばいいのかを整理します。小学生に、「東大に合格する」という目標をもたせても、「そのために今、何をすべきか」を教えてあげなければ、本当の意味で東大合格に向かって進み出すことはできません。逆に、東大合格という具体的な目標設定なしで難しい勉強をさせても、やる気にはつながりません。実践的な指導力とは、ずっと先にある最終目標を明確にし、やる気を起こさせつつ、そのために今やるべきことをひとつひとつ習得させ、レベルアップさせてやることだと言えます。
人は目標があると、そこに向かって努力しようとします。まずはこの向上心をくすぐることができれば、その後の指導が効果的に進むということです。指導力がないと悩んでいる人の中には、目の前の課題をクリアさせることばかりに注意が向いてしまい、最終目標を明確に見せることができず、進んでいる方向が分からないために、やる気を引き出せない人が多くいます。視野を広げ、方向付けからしっかりやりなおすことで、これまでと違った結果につながることができるようになるでしょう。