パニック障害の症状と原因【パニック障害の克服方法】 |
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パニック障害と聞くと、精神的にパンク状態になり、気が狂ったような行動をとることだと思う人もいるようですが、実際はそんなものではありません。
精神疾患のひとつで、パニック障害になると、仕事ができなくなるだけでなく、外出さえできなくなる病気です。
多くは、電車に乗っている時や人ごみの中などで、急に気分が悪くなり、動悸が激しくなり、息をするのもやっとの状態になることがスタートです。心臓病などを疑い、内科を受診するのですが、心電図にも血液検査にも、何も異常は見つかりません。本人は、死ぬかと思うほどの急激な症状に襲われたのは事実。そのため、原因不明の発作が、また急に起こるかもしれない。そのせいで、死んでしまうかもしれないと強烈な不安を持って生活を送らなければならなくなります。
これがパニック障害の一般的な症状。発作が起きることへの強い恐怖感や不安感を「予期不安」といい、このために1人で外出ができないほどになり、引きこもってしまう傾向にあります。
日本では理解が進まない病気
実はこのパニック障害は、アメリカでは100人に3人が発症していると言われる一般的な心の病気なのですが、日本では知名度が低いため、内科の受診で異常がなかった段階で通院を止めてしまったり、病院を変えて、内科的な検査を繰り返す人がいたりします。そして適切な治療を受けないまま悪化していくケースも少なくありません。
パニック障害は、二次的にうつ症状に発展してしまうこともあるので、注意が必要です。
また、早めに適切な治療を受けることで、確実に治るのもパニック障害の特徴です。おかしいと思ったら、精神科やメンタルクリニックを受診するようにしましょう。
脳内の神経伝達物質のバランスが関係している
パニック障害では、発作が起きたときにすぐに対処できないような場所に行くことが怖くなり、そこを避けるようになります。広場恐怖症と呼ばれるものですが、その場所は広場に限らず、電車やバス、人ごみ、美容院など、多岐にわたります。
パニック障害の原因は、解明されていないものの、脳内の神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンのバランスが関係していると考えられています。そのため、規則正しい生活を送り、カフェインやアルコールなどの刺激物などの摂取を控えます。
精神科では、薬による治療も行われます。パニック発作が起こっていないからと言って、勝手に薬を止めるのは危険です。
また、パニック障害には、認知行動療法が有効とされており、苦手と思い込んでいる場所に段階的に挑戦することで、不安を取り除き、日常生活に支障がないように導きます。