境界性人格障害のチェック方法【症状と治療法について】 |
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境界性人格障害は、1980年代になってようやく注目されるようになった精神疾患です。境界例やボーダーラインなどとも呼ばれます。
成人早期までに現れる人格障害のひとつなのですが、医師や看護師の悪口を吹聴して回り、病院内の人間関係を悪くしてしまう例も多く、また薬が効きにくく、自殺企画も多いため、扱いの難しい精神疾患のひとつとされています。
境界性人格障害の定義が明らかになったのは最近ですが、これまでもこの病を発症していた人は多く、太宰治や尾崎豊、マリリンモンローがそうだったのではないかと言われています。一説では、ダイアナ妃もり患していたという説もあります。
苦痛から逃れるために依存症に陥りやすい
境界性人格障害は、先天的に脳に脆弱な部分があったり、幼いころに虐待を受けたり、不遇な環境で育ったことがトラウマとなっていることが原因だと言われています。
感情がとても不安定で、ついさっきまで機嫌がよかったのに、突然怒り出すこともあれば、混乱してパニックに陥ることもあります。衝動的に自傷行為を繰り返す人も多く、目が離せません。
例えば、見捨てられたくないとの不安が強く、そうならないために努力を続けたかと思えば、自殺すると脅し、リストカットに発展します。このような態度が多方面に現れるために、人間関係を築くことが難しく、信頼関係がないため、仕事をする等の日常生活を送ることが難しくなります。
本人に自覚があり、苦しみから逃れたいために、アルコール依存症や薬物依存、セックス依存などに陥る例もあります。境界性人格障害の特徴のひとつに、苦しみも快楽も激しく感じる傾向があるので、他の精神疾患よりも依存症に陥りやすいのが現状です。
薬が効きにくい面もあるため、精神療法を治療の柱として取り組みます。まだまだ理解の進んでいない病気で、十分な対応ができるところが少ないことは否めません。ある程度大きな病院を受診するか、紹介等で信頼できる医師やカウンセラーを探すことが治療の第一歩となります。
まずはセルフチェック。そして受診を。
以下は、境界性人格障害のチェックリストです。当てはまるものの数を数えてください。
1.周囲の人に見捨てられている感じがして怖い。
2.自分を傷つけたいと思うことがある。
3.この世から消えてなくなりたいと考えることがある。
4.自分の人生は、幸せとは無縁だと思う。
5.自分で自分をコントロールできてないと思うことがある。
6.自分が自分でないような違和感を覚えることがある。
7.抑えることができないほどの怒りを感じることがある。
8.人に注目されたくてしょうがないときがある。
9.周りの人は、私に失望しているにちがいない。
10.空想と現実の区別がつかないことがある。
上記で2つ以上当てはまる人は、一度精神科を受診することをお勧めします。